長いStay at Home期間中、残念ながら閉店になってしまった飲食店もありますが、逆に新規参入店も続々登場しています。また、家で料理する機会が増え、食材のデリバリーも活発になりました。この変化はなかなか興味深いですね。
毎日毎日コロナコロナのミャンマーだったが、最近やっと元の姿を取り戻しつつある。それに呼応するように季節は巡り、雨季に入ってきた。この暑季から雨季にかけてミャンマーの市場に姿を現すのがマンゴーだ。
日本にいたころはマンゴーの種類なんてほとんど知らなかったし、どれを食べても(高いのでたまーにしか食べられなかったが)美味いと思っていた。
以前のブログ記事で、ミャンマーの高級魚ンガタラウッ(ငါးသလောက်)について書いた。このときの料理方法はミャンマーで一般的な煮魚だったが、サバの味噌煮に似てなかなかうまかった。しかし、日本人としては魚はやはり刺し身か焼き魚だ。さすがにミャンマーの魚で刺し身はやばそうなので、焼き魚に挑戦することにした。
今年の大晦日は去年より静かだ。近くでやっていた年越し野外コンサートの会場が他の場所に移ったからだろう。静かになるといつもの物売りの声も聞こえてくる。ちょっと哀愁を帯びた男の声が響いてきた。
「クルフィ マラーーーイ、クルフィ マラーーーイ」
何年か前にミャンマー人の知り合いからモチをもらった。コーボウッ(ခေါပုပ်)と呼ばれるそのモチはシャン州のおみやげで、なかなか美味かった。それを思い出し、ヤンゴンでも手に入らないか探した。ヤンゴンでは八百屋で売っているという話だ。近所にある路上八百屋で聞いてみた。