チン料理、サブティ(Sabuti)専門店で食べてきた

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今日のエンヤンミーティングの会場は、チン料理店Maiサブティ(Mai Sabuti)。店名はチン語で、Mai(Ms.)、サ(肉)、ブ(とうもろこし)、ティ(水)という意味で、2018年11月にオープンしたそう。

オーナーは、モンユワ出身のビルマ族女性。「なぜビルマ族がチン料理店を?」という、エンヤンチームの素朴な疑問に、「モンユワはチン州から近く、ヤンゴンなどへ出る際にも通る町。大学進学のためチン州からやってくる人も多い。チン族の多いモンユワでは、民族に関わらずサブティをよく食べる。私はヤンゴンに出てきてサブティを食べたくなったが、提供する店が少ないので自分で開業した」との答え。

メニューは、サブティ(牛、豚、鶏、肉無し)と揚げた肉のトッピングのみ。サブティ専門店だ。早速、サブティの牛、豚、肉無し(全て1500Ks)、トッピングに揚げ豚(一切れ400Ks)と揚げナナウッ(3000Ks)を注文。トッピングの牛肉は、普通の牛肉に加え、ナナウッ(ナガやチンに生息する半野生の牛。ミトン牛とも呼ばれる)もあると言われ、と歓喜の声を上げたエンヤンチーム。

ナナウッやチンの話で盛り上がっていると、サブティ登場! アツアツのトウモロコシスープ自体はシンプルな味。とうもろこしを突いて皮を取り除き、2時間半以上煮込むそう。好みで塩、ライム、パクチー、唐辛子を入れる。伝統的チンスタイルでは、トッピングは少なく、臭みは灰を入れて消すが、この店ではヤンゴンの人でも食べやすいように自分で調合できるスタイルで提供しているそう。確かに、以前一度食べたことのあるサブティより、臭みが少なく食べやすいような。肉無しサブティに揚げナナウッをトッピングするのが日本人好みかも。

色々おしゃべりしていると、チンのカウンイェーがあると勧められ試飲。ミャンマーでは、各民族で穀物からつくった醸造酒をカウンイェーと総称している。この店にあるチンのカウンイェーは粟からつくったもので、アルコール度数はビールよりちょっと低い程度。独特の酸味とほのかな甘味が心地よい。

大きな壁掛けには、チン族にまつわるものが描かれ、ナナウッ、カウンイェー、水たばこ、アウチンゲッのツガイ(チンの州鳥で、つがいは一生連れ添い、片方が死ぬともう片方は自死すると言われている)、動物の歯の首飾りなど、オーナーさんの説明も興味深い。ナガ族の壁掛けと似ているものの、アウチンゲッが入っているのがチン族っぽい印象。

会計は全部で12,400Ks(約900円)。何と一人あたり3,100Ks(約225円)だ。今回の料理はサブティだけということもあるが、今までのエンヤンミーティングでは最も安く食べることができた。ちなみに、トッピングなしのサブティだけで1,500Ks(約110円)。

軽くチン料理を食べてみたい時に是非。または、ナナウッ揚げをつまみにカウンイェで一杯というのもいいかも。ごちそうさまでした!

 

 

ドンムアン空港のタクシー、ターボメーターにご注意
夏川りみがジャパンミャンマープエドー2019で歌った
 

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2020年06月02日(火)

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