ドブロクに似た地酒がうまいカチン料理店、Jing Hpaw Myay(ジンポーミェ)
今日のエンヤンミーティング会場は、サンチャウンにある カチン(ジンポー)料理店、Jing Hpaw Myay。ミャンマー北部のカチン料理は、ビルマ料理と比べて油が少なく、食材には里芋、タケノコ、納豆なども使われ、日本人にも親しみやすいです。
バモー出身のオーナー、Baw Nuさんにお話を伺ったところ、故郷カチン(ジンポー)の料理を現地と同じように食べられる場所をヤンゴンにも作りたい、また、自分の民族の食事を他の民族の人たちにも紹介したいという気持ちから、2007年にこの店を始めたと教えてくださいました。
1年ほど前には、ミニゴン交差点近くに支店をオープンしたそうです。本店よりもスペースが広く、Meeting、パーティなども開催できるとのこと。サンチャウンにはカチンバプティスト教会があり、カチン族のお客さんも多いです。
アメシャートウッ/牛タンサラダ(5,500Ks / 約390円)
アメダーモールッスィーサン/牛ヒレ(5,500Ks / 約390円)
ウェッミッチン/豚とタケノコ(5,500Ks / 約390円)
アルータゥン/マッシュドポテト(3,500Ks / 約250円)
ペインウーヒンジョー/里芋スープ (5,000Ks / 約350円)
カウンイェー(カチン名:サピ)/地酒(1,500Ks / 約110円)
赤いもち米から作った薄紫の地酒。麹はカチン州から取り寄せているそう。味は日本の微発泡にごり酒やドブロクに非常に似ていて、うまい。日本酒好きにはたまらない。ヤンゴンではカチン料理の店が増えたが、カウンイェを出す店は少ない。ジンポーミェでは、カチン州から麹を取り寄せ、手作りで仕込んでいるとのこと。手作りのためか毎回味が微妙に違う。
ジンポーミェの納豆もおいしいのですが、作っていた名人が他界されたため、提供できないことが多いそうです。ヤンゴンでもシャン納豆をよく見かけますが、カチン納豆は糸を引き、日本の納豆により近いです。
ミャンマーを含むアジア納豆については、エンジョイヤンゴン・お悩み相談コーナーでもお馴染みの高野秀行さんの著書、「謎のアジア納豆」に詳しく書かれていますので是非読んでみてください!
5人で32,400Ks(約2,300円)。一人あたり6,480Ks(約460円)でした。
ごちそうさまでした!
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カテゴリーカチン料理
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店名Jing Hpaw Myay
ジンポーミェ -
住所No.4, Kyun Taw St., Sanchung Township, Yangon
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電話09 777 366419
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営業時間11:00〜21:30
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