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ミシュラン2つ星店出身のオーナーが作る牛肉麺は思いやりの味、WORKING HOUSE

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先日、エンヤンメンバーでふらりと入ったサンチャウンにあるWORKING HOUSEというお店。Working というだけあって、Wifi環境ばっちりでテーブルの近くにコンセントがあったりノマドワーカーさんにぴったりの店内。以前来たときはカフェのイメージで食事はあまり充実していない感じでしたが、いつの間にか食事メニューも結構増えていた。

せっかくエンヤンチームで来たので、オーナーである張さんに話を聞いてみることにしました。今回は、エンヤン隠れメンバー(中国語ペラペラ)が、台湾人の張さんに中国語で話しかけたことでいろいろ深い話を聞くことが出来ました。

台湾出身の張子欣(ツァン ツーシン)さん(48才)は、上海にも同じようなお店を持っているミャンマー歴2年の男性。現在は、奥さま、3匹のワンコとヤンゴンに住んでいます。

ミャンマー人スタッフとの言葉の壁に苦しんでいることなどから、ミャンマー歴10年越えの私達に
「ミャンマーのどこがいいの??」
と、質問されてしまいました。張さんは、私達がヤンゴンに長くいる意味が分からない!という様子でした。しかし、話をよくよく聞くと、ティラワにも店舗を増やす計画があるそうです。また、料理に必要な食材をパックした調理キットを販売したいということや、ミャンマーでカフェを出す人たちにノウハウを教えていきたいなど、ヤンゴンでこれからやりたいことをたくさん語ってくれました。

そして、「うちの牛肉麺(ニョウロウミェン)はヤンゴン一美味しいよ」と張さんが勧めてくれたので食べてみることにしました。

私達の前に出てきた牛肉麺は、柔らかーい牛肉に美味しいスープ、麺も沢山で本当にすっごく美味しかった。ただ、残念なことに麺が乾麺(香港から持ってきているとのこと)でした。張さんの話によると、ミャンマーで買える生麺は怪しい薬品も使用されているし、おいしくないし、とても皆さんに出せないとのことです。今の麺は悩んだ末の乾麺だそうです。自分で手打ちもされるそうですが、まだ納得できる小麦粉にも出会えていないそうです。

元々、お父様の代から32年、台湾で牛肉麺のお店をやっていたそうです。ヤンゴンでは重要な仕込みはすべて張さん自ら行っています。使う牛肉は、背肉を丁寧に処理して柔らかく煮込み、うまみ調味料はなるべく使わず中国のスパイス、厳選したミャンマーの食材を使用するなど、出来る限りの努力で納得できる味を再現しているとのこと。

牛肉麺の話をさらに聞くと、なんと張さんが昔シンガポールで働いていたお店が、以前ミシュランで二つ星を獲得したそうです!!

ところで、牛肉麺以外にもう一品頼んだのは、店で2番目のおすすめという台湾魯肉飯(ルーロウファン)、これもおいしかったのですが日本人的には米が・・・

台湾料理以外にも、どら焼きやカステラなどのスイーツも手作りしている多才な張さん、実はフレンチのシェフもやっていました。過去には、アイスクリーム寿司という、シャリの代わりにアイスを使った寿司を出したこともあるという創作料理家です。また、美味しいものや美しい盛り付けなどを求めてヤンゴン中のお店を食べ歩きしているとのこと。

現在は営業時間が夜9時までとのことですが、7月からは深夜12時まで営業するそうです。食後に行けるお店が増えてうれしい! 今後は和牛も食べられるそうですよ。

こちらは私たちが頼んだドリンクです。

今回エンヤンメンバーがオーダーした料理&ドリンクの値段です。

  • 牛肉麺 (L) 5,000Ks(約350円)
  • 台湾魯肉飯 2,000Ks(約140円)
  • 沖縄黒糖ミルク(タピオカ入り M) 2,700Ks(約190円)
  • シーソルトクリームコーヒー(M)2,500Ks(おすすめ) 3,000Ks(約212円)
  • プラムジュース (M) 2,100Ks(約150円)
  • アメリカンコーヒー 2,500Ks(約180円)

サービスでスポンジケーキをいただきました。

オーナーの張さんとスタッフのみなさん、ありがとうございました。

店内は清潔で広々としてます。WiFiや電源も完備されていてノマドにもぴったり。

 

  • カテゴリー
    カフェ & 台湾料理
  • 店名
    WORKING HOUSE Café Dining / 工坊咖菲食堂
    ワーキングハウスカフェ
  • 住所
    No 13, A Shae Gone Street Sanchaung Township, Yangon
  • 電話
    09 953 388 081
  • 営業時間
    10:00〜21:00(2019年7月から8:00〜24:00)
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2024年11月23日(土)

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