ジャパン・ミャンマー・プエドー2017、平原綾香が出演
来年2月にまたまたジャパン・ミャンマー・プエドー(Japan Myanmar Pwe Taw)がヤンゴンで開かれる。前回(2016年2月)出演した平原綾香が2年連続で今度も出演する。
このジャパン・ミャンマー・プエドー、今度で3回目。昼間は日本食の屋台や文化紹介などのブースもあり、夜は日本とミャンマーのミュージシャンによる野外コンサート。一日中楽しめるプエドー(祭り)だ。
日本側参加ミュージシャン
まずは平原綾香。前回のコンサートは彼女にとって初めてのミャンマーだったが、最初の曲、Jupiter ですぐにミャンマー人の心を捉えた。観客席から「アーヤ」コールが上がったり、リリース予定の新曲を世界初公開したりというサプライズもあった。最後はニーニーキンゾー (Ni Ni Khin Zaw) とKiroroの「未来へ」をデュエットで歌い、大いに盛り上がった。
日本からの出演者は他にもいる。まず、ダンスボーカルユニットのPrizmaX。ボーカル担当の森崎ウィンは何とミャンマー人だ。子供の頃、両親とともに日本に渡ったという。それに、今年彼はスティーブン・スピルバーグの新作映画「Ready Player One」に主要キャストの一人として出演した。日本、アメリカ、ミャンマーと、世界に羽ばたこうとしている森崎ウィンは注目の一人だ。
次に、TRIQSTAR(Da-Yoshi & Tsutom) feat. Geisha というダンスユニット。知らなかったので、Youtubeで見てみた。斬新でレベルの高いダンスだ。彼らのステージもぜひ見たくなった。
ミャンマー側ミュージシャンも多彩
そして、ミャンマー側の出演者。まず、去年と同じくニーニーキンゾー(Ni Ni Khin Zaw)。彼女は実力も人気もミャンマートップクラスのポップス歌手だ。親しみやすいキャラクターで幅広い年齢層のファンがいる。前回のコンサートではトリを勤めた。
アムーン(Ah Moon)はミャンマー初のガールズグループの一員だった。ソロになってからは、露出の多い衣装とセクシーな振り付けで注目の的となった。そうしたスタイルはミャンマーらしくないと、一部では論争の的になっているが、若い人には人気だ。
ピューピューチョーテイン(Phyu Phyu Kyaw Thein)はドラマチックで力強いボーカルで人気の正統派女性ポップス歌手だ。全身で歌う彼女の姿を見て、小さな体でどこにそんなパワーがあるのかと思う。
そして、ターソー(Thxa Soe)。エレクトロ・ハウス系とミャンマー伝統芸能をミックスしたという異色のミュージシャンだ。オリジナリティーあふれインパクトも非常に強い。彼がどういうステージを見せるか興味津々だ。
最後に、男性歌手のラーラー(Lah Lah)。人気の視聴者参加番組「Myanmar Idol」で勝ち上がって最近人気上昇中。彼の名前を知らなかったのでYoutubeで見た。しっとり聞かせる1970年代の正統派ボーカリストという雰囲気だ。
というように、ミャンマー側のミュージシャンも多彩な顔ぶれだ。彼らの音楽はYouTubeにアップされているので、興味のある人はぜひ検索してほしい。
コンサートの模様は地上波テレビ局 MNTV がミャンマー全土に生中継する予定だ。
なお、前回(2016年2月)のジャパン・ミャンマー・プエドーの様子はこちら。
「ミャンマーの夜空に平原綾香の歌が響く。TEMPURA KIDZも熱演」
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会場シュエトゥティン(スカイスターホテル隣接)野外特設ステージ
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会期2017年2月4日(土) 12:00~22:00
特設ステージ 昼の部(15:00〜17:00) 日緬の市民による交流イベント
夜の部(18:00〜22:00) 日緬の人気アーティストによるスペシャルステージ -
主催ジャパン・ミャンマー・プエドー2017 実行委員会
(在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー日本商工会議所、ヤンゴン日本人会、シュエ・タン・ルイン・メディア社、NHK、日本国際放送、NHK エンタープライズ) -
共催国際交流基金アジアセンター
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協力BEAJ(一般社団法人 放送コンテンツ海外展開促進機構)
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入場料無料
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日本平原綾香
PrizmaX
TRIQSTAR(Da-Yoshi & Tsutom) feat. Geisha -
ミャンマーピューピューチョーテイン / Phyu Phyu Kyaw Thein
ニーニーキンゾー / Ni Ni Khin Zaw
アムーン / Ah Moon
ター ソー / Thxa Soe
ラーラー / Lah Lah
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