邦楽の横笛奏者、西川浩平さんによるヤンゴンでの演奏会
西川浩平さんは日本の横笛奏者でミャンマーで何度かお会いしたことがある。元々は西洋クラシックのフルート奏者だったが邦楽の横笛奏者に転身したという異色の音楽家だ。
その西川さんが、12月10日にジャパンカルチャーハウスで「Japanese Flute Performance 日本の横笛公演」を開く。ヤンゴンで一流の日本の横笛を聞けるチャンスた。
今回の公演、ミャンマーの伝統音楽の代表的な楽器サインとの合奏もあるという。ミャンマーでサインというと、ネーというチャルメラに似た楽器と一緒に演奏することが多い。邦楽の場合は鼓と横笛、今回の横笛とサインの合奏は面白い組み合わせになりそうだ。
また、西川さんは世界の鼻笛研究者としても活躍している。この鼻笛、見た目は普通の笛だが口ではなく鼻を使って笛を演奏するものだ。この珍しい鼻笛はマレーシア、フィリピン、台湾、ハワイなどに残っているが、ミャンマーのチン州南部のミンダ周辺にも残っている。私も17年前に初めてミンダでこの鼻笛に出会って驚いた。
西川さんはチン州での鼻笛調査を行っているので、今回はこの鼻笛についても面白い話が聞けると思う。
12月10日の13:00〜14:30が公演時間。私も行きます。
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Japanese Flute Performance 日本の横笛公演
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