ジャパンミャンマープエドー2018、森崎ウィン、AKB48メンバーが出演
今月2月24日にヤンゴンで開かれるジャパンミャンマープエドー2018(Japan Myanmar Pwe Taw 2018)、今年で4回目だ。このジャパンミャンマープエドー、昼間は日本食の屋台や文化紹介のブースなどで「日本」を楽しみ、夜は音楽コンサートで盛り上がるという祭りだ。
ということで、今年のコンサートの出演者を紹介したい。
日本とミャンマー共演ステージ
日本とミャンマーの伝統楽器によるコラボレーションステージが行われる。
全体をプロデュースするのはミャンマーのディラモー。彼は若い頃ポップミュージックのミュージシャンとしてデビューしたが、今は国立芸術文化大学の音楽学部長も務める。また、日本の東京藝術大学の音楽学部作曲科に留学経験があり、ミャンマー古典音楽のアーカイブ化も進めているという多彩な顔を持つミャンマー音楽界の第一人者だ。
ディラモーのアルバムから
日本からの参加は AUN J クラシック オーケストラとNadeshiko J Ensembleのメンバー。AUN J クラシック オーケストラは2008年に結成された和楽器のみのユニット。各楽器の第一線で活躍する邦楽家8人が集まり、和楽器による新しい音楽を目指している。Nadeshiko J Ensembleは、東京藝術大学卒の3人組女性ユニット。箏、十七絃箏、尺八で凜とした音を奏でる。
今回は AUN J クラシック オーケストラ から篠笛奏者の山田路子と、Nadeshiko J Ensembleから箏奏者の渡部祐子が出演する。
AUN J クラシック オーケストラの公式WEBサイト
http://www.aunj.jp/jpn/jpn.html
Nadeshiko J Ensembleの公式WEBサイト
http://www.japan-entertainment-theater.jp/member2/nadeshikoj.html
AUN J クラシック オーケストラのマレーシアでの公演
日本側の出演者
去年に引き続き、ダンスボーカルユニットのPrizmaX。PrizmaXのメンバーの一人、森崎ウィンはミャンマー人だ。子どものころ親と一緒に日本に渡った。去年はスティーブン・スピルバーグの映画「Ready Player One」に主要キャストの一人として出演した。彼は去年のジャパンミャンマープエドー出演がきっかけでミャンマー国内でも知られるようになった。アウィン というニックネームで特に女性たちに大人気だ。今年は彼目当てでミャンマー人がたくさんコンサートに来ると思われる。
森崎ウィンのボーカルはなかなか聴かせる
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あのAKB48のメンバー4名とバンコクで活動しているBNK48のメンバー2名がヤンゴンにやってくる。ジャパンミャンマープエドーの公式Facebookページだと写真だけで名前は出てないが、AKB48 Team8の公式サイトでは、坂口渚沙、山田菜々美、人見古都音、大久保美織、伊豆田莉奈、宮里莉羅の名前が上がっている。
ミャンマー側の出演者
実力派人気歌手のニーニーキンゾー(Ni Ni Khin Zaw)は今年で3回目の出演。歌の実力と親しみやすいキャラクターで幅広い人気がある。
ミャンマー初のガールズグループThe Tiger Girls(Me N Ma Girls)のメンバーだったアムーン。ミャンマーでは珍しく露出の多い歌劇なファッションということで、一部の保守的な人たちからは反発もあるが、若者には大人気だ。アムーンも今年で3回目の出演。
ビリーはオーディション番組ミャンマーアイドル(Myanmar Idol)がきっかけでプロになった歌手。
ターンゲもオーディション番組ミャンマーアイドル(Myanmar Idol)でプロになった歌手。ミャンマーでは数年前からこの視聴者参加型のオーディション番組がいくつかあり、どれも人気になっている。
ジャパンミャンマープエドー2018公式Facebook
https://www.facebook.com/jmpt2018/
なお、今回は場所がThuwunna Bhumi Event Parkに変更になった。間違えないように。
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