日本では10月1日は消費税アップの日だが、ミャンマーではミャンマー語(ビルマ語)フォントの大改革が始まった記念すべき日だ。ミャンマーでパソコンやスマホで使うミャンマー語フォントは、ほとんどの人がZawgyi(ゾージー)と呼ばれるフォントを使っている。これを世界標準のUnicode(ユニコード)に準拠したミャンマー語フォントに変えようとやっと国が動き出したのだ。
このブログでもミャンマー語フォントの問題を何度か書いたが、ついにマイクロソフトが動くことになった。ミャンマー語(ビルマ語)フォントの問題は根深く、ミャンマー国内では世界標準のUnicodeから外れたZawgyiフォントが一般化してしまった。これをUnicodeに変えるのは大変なことと思っていたが、マイクロソフトの協力は大きな助けになる。
iPhone 7 が1ヶ月ほど前に発売されたが、iOS も同時に iOS10 として新しくなった。その iOS 10 には一般には知られていない大きな変化があった。ついにミャンマー語が正式にサポートされたのだ。早速、手持ちの iPad Air のOSを iOS 9 から iOS 10 にアップデートしてみた。
しばらく前から使っているアプリに VoiceTra というのがある。スマホに向かって日本語で話すとスマホが通訳としてミャンマー語を喋ってくるれる。今まで自動翻訳アプリはいろいろ出てきたが、ミャンマー語は多くの場合のけ者にされてきた。それを考えると画期的なアプリだ!
先日のブログで「バダウと雨」という記事を書いた。2〜3日後に「バダウ」でGoogle検索すると、この記事が2番目に来ていた。やったぜ! と喜んだが、妙に検索結果の総数が少ないし、バダウの花のことを書いているページが少ないのだ。画像検索でも黄色いバダウの花は少しだけ。なぜ?
コンピューターで使用するビルマ語についてのニュースが報道された。
http://www.7daydaily.com/story/55608
1月12日、ミャンマーコンピューターアソシエーションとミャンマー語委員会?(ミャンマーサー・アプエ)と技術者たちとの会合で、各省庁で使用するコンピューターや携帯でのビルマ語文字をUnicodeに統一することを決定。これから半年をテスト期間とし、1年間で統一を完了するという内容だ。