SEA Game サッカー決勝、ミャンマー VS タイ
シンガポールで SEA Game (東南アジア競技大会)が開かれている。その SEA Game で一番人気のサッカーで何とミャンマーが決勝に出場した。準決勝ではベトナムに押し込まれていたが結果は2-1でミャンマーが勝った。5-0とインドネシアを圧倒したタイと決勝があったのが昨日15日だ。
夕方6時頃にテレビをつけると、まだ試合まで1時間もあるというのにどのチャンネルもサッカー特集だった。何とテインセイン大統領がミャンマーチームを応援する談話をテレビで放送していた。テレビ放送の中で、スーレーパゴダ横のマハーバンドゥーラ公園の様子が出てきた。おおお、何千人も集まっている。それに巨大なモニタも見える。こんな立派なパブリックビューイングはヤンゴンで初めて見た。
というわけで、マハーバンドゥーラ公園まで来た。巨大モニターは2台、ふたつのステージの上に据え付けられていた。
すごい混みようだ。1万人くらいはいるのではないか。すごい人数だが押し合いへし合いはあまりなく、不思議と整然としている。老若男女、色の黒い人、白い人、顔にはミャンマーの国旗をペインティングしている人も多い。
試合が始まった。ミャンマーが攻めこむとウォーウォーと大歓声があがる。前半は両方ともなかなか点が入らない。独立記念塔のちょっと高いところに陣取っていた私は、もうひとつのモニターのほうに移動した。ハーフタイムがやってきてステージにはモデルたちが勢揃い。こっちも大歓声だ。
後半は家で見ることにした。SKY NET ではHD画像でシンガポールから中継していた。みんなもテレビを見ているのだろう、外から時々歓声が聞こえてくる。まるで、ワールドカップのときの日本のようだ。アナウンサーはガンバレガンバレと何度も言っていたが、結局 0-3 で負けた。
今日はみんなサッカーの話をしていた。サッカーには今まで興味など全然なかったようなおばさんまでサッカーの話。ミャンマー人みんなサッカー好きになってしまったかのようだ。
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