サインワイン楽団の村巡業
サインワイン楽団の村巡業に同行してきた。ヤンゴンなどの都会では古臭いと言われてあまり見る機会のないこの楽団を見に、ポパ山近くの町、チャウパダウンまで行ってきたのだ。サインワイン楽団がこんなに素晴らしいものだったとは・・・
今回、たまたま紹介されたのがチャウパダウンのチョーミン楽団だった。彼らのトラックに一緒に乗り、村を2箇所訪れた。最初の村では僧院の寄進式、次の村では得度式に楽団が呼ばれたのだ。それぞれ1泊2日の旅巡業。日中は40度にもなるカラカラに乾いた村で深夜2時3時までの演奏。こんな過酷な条件をもろともせず、チョーミン楽団は村人を喜ばせていた。
サインワイン楽団は音楽だけではなかった。演奏、歌、踊り、お笑い、全てが一体となったショーだった。それも、超絶技巧の演奏、一流の踊りと歌、機関銃のように繰り出す笑い、それらが乱れることなく一体となり次から次へと繰り出されていた。こんな素晴らしいショーが電気がつい最近来たような小さな村で見られるとは。
ただ残念なことがひとつ。PAがひどかった。音質はさておきパワーだけはありそうなアンプとスピーカーをこれでもかというぐらい大音量で鳴らしていた。ギンギンのロックコンサート以上だ。あまりの音量に、途中からヘッドホンを耳栓代わりにして聞いた。リーダーのチョーミンに聞くと、アルーシン(式の主催者)が村中に響く大きな音を求めるそうだ。
コメント
すてきですねぇ、写真だけでもうっとりぃ~♥Enjoy Yangonでツアーを企画してくれたらなぁ!
サインワインツアー、面白そう。宿泊の問題が解決したらできるかも。