バンコクのミャンマー大使館、ビザの即日発給がなくなった

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ミャンマーのビザの書き換えをするため、2泊3日でバンコクに行ってきた。私の持っているマルチのソーシャルビザはミャンマー国内で延長するとシングルになってしまうため、最近はバンコクのミャンマー大使館に行くことが多い。AirAsiaの夕方便でバンコクに着いた私は、翌朝、窓口業務が始まる9時のちょっと前に大使館に到着した。待合室にはすでにかなりの人たちが待っていた。

待つこと1時間半で私の番が来た。この大使館ででソーシャルビザを取るのは今回で4回目、用意してきた申請書類は完璧で窓口での確認処理もすぐに終わった。最後にいつものように、
「即日発給のエクスプレスでお願いします」
と、伝えた。ところが、
「今は即日発給をやってません。早くて明日ですね」
何という驚きの回答。私の持っている明日のエアチケットはバンコク16:10発だ。明日ビザが発給されるのは15:30、絶対に間に合わない。

今までバンコクで何回もエクスプレスで当日発給をしてもらったし、今日ビザがもらえないと明日のエアに乗れないと訴えたところ、エアチケットを見せてくれという。スマホでエアの予約を見せると、コピーを持ってくるようにと言われた。

幸い泊まっているホテルが大使館の近くだったので、一度ホテルに戻ってホテルのプリンタで予約をプリントすることができた。それを窓口に持っていくと、特別処置ということで何とか当日発給してもらえることになった。半年前の前回はエクスプレス料金を1,050バーツ(約3,700円)払ったのだが、今回は特別処置なので割増料金は何も払わなくてもよかった。結局、ソーシャルビザ1年マルチで正規料金の18,000バーツ(約63,400円)だけだった。そして、午後3時半に1年有効のビザの紙が貼られたパスポートを無事手にすることができた。

即日発給がなくなったのは2ヶ月前からだ。後で受付にいた係の人に確認したところ、通常は今まで通り申請してから2日後にビザは発給される。2,000バーツ(7,040円)払うと翌日発給は可能だが、当日発給はなくなったという説明だ。だが、私の知る限り、公式にも非公式にもこの情報は発表されていない。大使館からの公式発表は2019年3月13日付けの文書だけだ。
https://mebangkok.org/images/pdf/visa-information-13-03-2019.pdf

最後の部分にこう書かれている。
The Process for the issuance of all types of visa will require at least (3) working days.
「すべてのタイプのビザの発給には、少なくとも3営業日かかります」

翌日発給のことや即日発給のことなどは全然書かれていない。どうも、翌日や即日発給については公式ではなく運用で行っていたようだ。だから、即日発給がなくなっても何も告知がないわけだ。ということは、2,000バーツで翌日発給というのもいつ急に変わるかわからない。

バンコクでビザを取得予定の人は余裕を持って行くように。

養殖場を見に、エヤワディー川のほとりの町へ行ってた
ミャンマーの火葬場では遺骨は廃棄
 

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2024年11月21日(木)

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