ヤンゴン初、電話で呼ぶタクシー「ハロー・キャブ」
昨夜、友人宅でのミーティングが終わったのが11時過ぎ。友人宅は大通り沿いだが、深夜だしタクシーが捕まりにくい場所だ。そこで思い出したのが「ハロー・キャブ」(Hello Cab)というタクシー。コールセンターに電話をしてタクシーを呼ぶサービスだ。それも24時間サービス。今までヤンゴンのタクシーというと、流しのタクシーを捕まえるしかなかった。
こちらの「ミャンマー・日本語教室ブログ」で詳しく紹介されている。
http://blogs.yahoo.co.jp/winjapn1789/27428571.html
まず、コールセンター(01-683688)に電話した。ミャンマー語と英語の自動応答メッセージが流れてきた。ミャンマー語の場合は1、英語の場合は2を選択すると、すぐに担当者に繋がった。乗車場所と目的地を告げ、自分の名前と電話番号を知らせる。乗車場所は分かりにくい場所だと言葉で伝えるのに苦労するかもしれない。実際、私もちょっと苦労した。
すぐに来てほしいと伝えると、30分以内に到着するという返事。待つこと15分、携帯電話が鳴った。タクシーの運転手からで、あと5分ほどで到着するとのこと。ぴったり5分後に表に出ると、あずき色のタクシーが止まっていた。おお、時間通り来ている! ちょっと古い日本の中古車だったが、エアコンもちゃんと効いている。
ヤンゴンで深夜にタクシーに乗ると、えらく飛ばす運転手が多い。男の私でもスピードの出し過ぎではとちょっと怖くなるくらいだ。少しでも多く稼ごうとするするからだ。でも、このハロー・キャブの運転手は安全運転。収入が歩合制ではなく固定制だからだ。運転手に聞くと、1日10,000チャットとのこと。安全運転だったが、運転手との話が弾み気がつくと家だった。
料金を払おうとすると様子がおかしい。何と、私の乗車時にメーターにスタート地点を登録するのを忘れたというのだ。で、正確な料金がわからない。運転手は2,500チャットでいいという。いくらなんでも2,500チャットは安すぎだ。夕方に流しのタクシーで友人宅に行ったときは3,500チャットだった。4,000チャット払うよと言ってもだめだった。結局2,500チャットを支払って降りた。
自宅に戻って調べてみると、距離は約10Kmで、乗車時間は15分ほどだ。「ミャンマー・日本語教室ブログ」に書いている数字で計算すると、3,500チャット程度になる。運転手、会社に戻って怒られなかっただろうか?
ところで、最近のヤンゴンはタクシー強盗の話をよく聞くようになった。日本でタクシー強盗というとタクシーの運転手が被害者だが、ヤンゴンだと運転手が加害者になる。日中はだいじょうぶだが、深夜のタクシーは危ない。特に女性は深夜のタクシー利用は注意した方がいい。また、深夜は酔っぱらい運転ではと思うような運転をするタクシーもある。
ということで、このハロー・キャブは特に深夜タクシーとしておすすめのサービスだ。
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