ヤンゴンで Uber(ウーバー)タクシーに乗ってみた
ミャンマーでもUberが始まったというニュースを見て、早速使ったみた。まずはアプリのインストールとアカウントの新規作成。ものの10分ほどでできたので、行きたい場所を場所を設定した。今回は、レーダンに新しくできたガモンプィン。すぐに検索結果が出てきた。
自宅からガモンプィンまで予想料金は3,700-4,400Ks(約300〜360円)で、自宅近くには車のアイコンが4-5台表示されている。「UBERを依頼する」で、一番近くにいた車を呼ぶことになった。3分ほどで到着という表示が出てきて、すぐに運転手から電話が来た。
「これからそちらに向かいます。黄色い車です」
地図上の車のアイコンも動き出し、こちらに向かってきた。おお、これは分かりやすい。ほんとうに3分ほどで電話が来た。
「着きました」
このUBERは世界的に有名なインターネット配車サービスだ。日本だと東京などで利用できるらしいが、私はまだ使ったことがなかった。ということで、ヤンゴンが私の初Uber になった。
ミャンマーではタクシーの料金は交渉制で、乗る前に運転手と値段交渉する。最近のヤンゴンは渋滞がひどいし、物価高だし、ボッタクリ運転手も増えて、交渉が決裂することが多い。
このUberはメーター制なので交渉する必要はない。ただし、料金は2〜3割高いようだ。今回のガモンプィンは普通だと3,000Ks程度だ。それが3,700-4,400Ksということは3割程度高い。
乗り込んだ車は見かけは普通のタクシーだ。ちゃんとエアコンも付いているし、運転手の応対も丁寧だ。
「Uberの客は一日で何人くらい?」
「そうだなあ、多い日は15人くらいかな」
Uberのキャンペーンで料金が安くなる時期は客が増えるという。私が乗ったタクシーの運転手は個人タクシーで、Uber以外にもGrab と Hello Cabs にも登録しているそうだ。Grab はシンガポール発の配車サービス、Hello Cabs はミャンマー地元資本のサービス、両方とも専用アプリがある。 Hello Cabs は以前使ったことがあるが、そのときは電話での予約だった。
料金の話題になった。
「Uberはちょっと高いよね」
「そうなんだ。でも、僕ら運転手の収入は料金の75%だよ」
ということは、運転手にとっては、Uberではない通常料金の収入とほぼ同一になる。料金の25%は Uber の収入ということになる。
「収入が一緒だったら、Uber に登録するメリットはないんじゃない?」
「Uber にはボーナスがあるんだよ。これがかなりの金額になるんだ」
ボーナスがいくらになるか詳しくは聞かなかったが、このボーナスが Uber の仕事をするインセンティブになっている。
「今はUberのボーナスが一番いいからUberの仕事をたくさんするけど、悪くなったら他の配車サービスに変えるよ」
思っていたほど道が混んでなかったので、20分ほどで到着した。料金はちょうど4,000Ks(約330円)だった。1,000チャット札4枚を渡したが、支払いはクレジットカードでも可能だ。
料金を払う前に運転手に教えてもらったことがひとつあった。
「プロモーションコードが届いてなかった?」
「何それ?」
「配車を頼む前にプロモーションコードを入れると割引になるんだよ」
そういや、Uber からSMSメッセージが届いていたけど無視していた。見返すと、「50%OFF」の文字が・・・
次からはちゃんとメッセージを確認しとこう。
コメント
You should review Grab!
I installed the Grab app, but it did not work. Something’s wrong with my Android phone.