ヤンゴンに通称ミンマナインと呼ばれる、古いアパートが立ち並ぶ一角がある。元公務員住宅で、一番古いアパートは1954年に建てられたという。私もここに住んでいるのだが、最近ミンマナインの中に小さなカフェができた。イミグレーションの帰り(そういえば、ヤクルトおばさんと出会ったのもイミグレーションの帰りだった)に発見して立ち寄ってみた。
ミャワディには不思議な車があった。ナンバープレートが普通ではないのだ。ミャンマーのナンバープレートは2段になっていて、上にたとえば YGN (ヤンゴンの略)などと地域の略号があり、下に番号かある。ミャワディはカレン州(カイン州)なので、上段には KYN という略号がなければいけない。しかし、略号が何もなく単に番号だけのナンバープレートが非常に多いのだ。
ミャワディに行こうと思ったのは、実は日本人の友人WさんとKさんから話を聞いたのがきっかけだった。古道具が大好きなWさん、ミャワディにKさんと行ったときにメーソート側で日本の古い湯呑みやツボや人形を大量に置いている店を見つけたというのだ。いくつも同じような店があるという。おまけにイミグレを通らずに自由に行き来しているとのこと。そりゃ面白い!