ヤンゴンのヤクルトおばさん(ヤクルトレディ)

gt_20191003_1510_309594

近くにあるイミグレ事務所からの帰り道、大きなキャリーバックを引いた女性が前から歩いてきた。赤いポロシャツに赤い帽子に赤い大きなバック、帽子には見慣れたロゴ Yakult と書かれていた。ヤクルトおばさんだ。ここ2週間ほどでヤクルトおばさんと外で出会ったのは3回目だった。

早速、話を聞いてみることにした。

エーさんがヤクルトの販売員を始めたのは8月。最初は誰もヤクルトのことを知らないので、売るのに苦労したらしい。しかし、だんだんとヤクルトの名前が浸透してきて、売れ行きも増えているという。最近は1日に300本ほど売れるらしい。300本というと、5本入りパックで60パックほどだ。1パック1,500チャット(約110円)なので、90,000チャット(約6,400円)ほどの売上になる。

彼女たちの収入は完全歩合制なので売上本数に左右されるが、ヤンゴンでの平均的給与と比較してもけっこういい収入になるようだ。ただ、かなりきつい仕事だ。雨季の間は雨が大変だし、暑季は40度の暑さの中、大きなキャリーバックを引いて歩かなければならない。

彼女たちが売っているヤクルトは、日本のODAでできた工業団地、ティラワ工業団地で製造されている。ヤクルトがヤンゴンで発売開始されたのが今年の8月。スーパーなどでも5本セットが1,500チャットとヤクルトおばさんと同じ値段で売られている。

エーさんに聞くと、定期的に宅配もしてくれるという。私も週2回宅配で持ってきてもらうことにした。

ヤンゴンのふるカフェ、オールドエイン(Old Eain Cafe)
ミャンマー語(ビルマ語)のフォントがZawgyiからUnicodeへ大改革
 

コメント

コメントはありません
登録済みですか? ここからログイン
ゲスト
2024年04月24日(水)

Captcha画像

関連記事