ヤンゴン発成田行きのANA直行便、4月13日まで運行できる見通し
3月29日にミャンマー政府から発表された、国際旅客便の全面停止措置により運行が危ぶまれていたヤンゴン・成田の直行便だが、特別措置により4月13日までの便は運行できる見通しとなった。
以下が、在ミャンマー日本国大使館より3月30日にミャンマーの在留邦人宛に送られてきたメールの内容だ。
1.3月29日付でお知らせした,ミャンマー政府が発表した2020年3月30日23時59分~4月13日までのミャンマー国内空港における着陸禁止措置に関して,全日空,日本大使館,ミャンマー政府との協議の結果,ヤンゴン発成田行NH814便については,当初のスケジュール(既に全日空が発表していた減便スケジュール)どおり運航できる見通しとなりましたので,お知らせします。4月14日以降については,新たな情報が得られ次第,当館から御連絡します。
NH814運航予定日(緬政府の措置期限13日まで):3月31日,4月1日,4日,5日,8日,9日,10日,12日,13日
2.なお,現在,入国した日の過去14日以内にベトナムやタイ等を含む「検疫強化対象国・地域」に滞在歴がある方には,自宅等の検疫所長の指定する場所での14日間の待機や,空港等からの移動も含め公共交通機関を使用しないことなどが求められています。現時点で,ミャンマーについてはこの措置の対象とはされていませんが,今後の状況によっては,ミャンマーに滞在歴のある方についても,更なる措置がとられる可能性も排除されませんので,十分御注意下さい。最新情報を当館から随時御連絡します。なお,水際措置に関する情報は,以下の厚生労働省のページを御参照下さい。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
これで一安心した在留邦人も多いだろう。私の身近な人たちも日本に戻れるということで喜んでいた。4月13日以降の便についても、続報を待ちたい。
現在、ミャンマーでの新型コロナウイルス感染者は14人と発表されている。
■2020年3月31日17:00時点
- 感染者:14名
- ミャンマー人9名
- ミャンマー系アメリカ人1名
- フランス人3名
- スイス人1名
- 死者:1名
なお、こちらが保健スポーツ省による新型コロナウイルスのポータルサイト
COVID-19 (CORONAVIRUS DISEASE 2019) ACUTE RESPIRATORY DISEASE
また、同じく保健スポーツ省のFacebookページがある。こちらのほうが発表が早い。
Ministry of Health and Sports, Myanmar / Facebook
両方ともビルマ語(ミャンマー語)表示だが、Google翻訳やFacebook翻訳を利用すると日本語で表示される。翻訳精度も最近はかなり上がってきたので、大体の意味はとれる。
ミャンマーでは、8日前の3月23日に初めての感染者の発表以降、急に感染者が増えてきた。それに伴い、こちらの雰囲気は一変した。最初の感染者が発表される前は世界でコロナウイルスが広がっていても何か他人ごとのような雰囲気で、マスクをしている人も少なかった。しかし、昨日ショッピングモールに行くと、店内は以前の1/4くらいの客で閑散とし、半数近い客がマスクをしていた。また、食堂、レストランなども閉じたところが増えてきた。
ところで、ミャンマーから日本に帰国している在留邦人が多いが、私はずっとミャンマーに滞在します。同じくこちらに残っているエンヤン(Enjoy Yangon)メンバーもいるので、これからもミャンマーの様子をお伝えします。
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