ミャンマーで買ったハンドシャワーのその後
去年、ミャンマーで購入したハンドシャワーを日本のトイレに設置した様子を書いていただいた方がいる。その時の記事が『ミャンマーで買ったハンドシャワーを日本のトイレにつけてみた』。それから3ヶ月半、日本から新たなレポートを送っていただいた。
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もうすぐ大寒です。昨年の夏にミャンマーで購入したハンドシャワーを自宅のトイレに設置しました。その後の使用状況をご報告します。神奈川県南部でのお話です。夏の間は何の問題もなく使っておりました。冬になりますと、身に染みる冷たさを感じるようになります。飛び上がるような冷たさではなく、ジワリじわりとお尻から体の芯が凍っていくような冷たさです。もうダメだという時まで我慢すると、用は果たせており、シャワーを止めておしまいにします。日本で冷水のハンドシャワーを使うのは、できれば夏だけにしたいものだと感じました。冬は電気温水ウォシュレットが100倍快適です。
日本で夏以外に冷水ハンドシャワーを使うのは、
くらいでしょうか。介護に使えたらと思いましたが、ノズルの形状に一工夫必要なのと、冬の水の冷たさはこの場合危険領域です。使用は禁忌と判明しました。
- 停電の時
- 災害時などでトレペを節約したい時
- ハンドシャワーが使いたくなった時
- 植物にやる水を汲むのに水場まで行くのが面倒な時
ウォシュレットが普及する前、湿潤熱帯の国々は水洗いであるのに、温帯より寒い国々が紙拭きであった理由は、冬、水が冷たいからだとわかりました。
(市河 三英 San'ei ICHIKAWA 17 Jan. 2019)
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市河さん、貴重なレポートをありがとうございます。日本のトイレ文化が水でなく紙になった理由は冬の冷たい水だったんですね。
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