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ミャンマーの正月(水祭り、ダジャン、ティンジャン)の休みが10日間から5日間へ突然短縮された

ミャンマーの正月(水祭り、ダジャン、ティンジャン)の休みが10日間から5日間へ突然短縮された

昨日、友人たちと食事会をしていたときに突然のニュースを聞き驚いた。なんと、今年のミャンマーの正月(水祭り、ダジャン、ティンジャン)が10日間から5日間へと短くなったというのだ。去年末に政府から発表された2017年のカレンダーでは、ダジャンの休みの期間が4月12日から21日までと発表されたのだが、それが一昨日、4月13日から17日までと政府から通達が出たのだ。

実は、今のようにダジャンの休みが10日間になったのは2006年からだ。それまでは5日間だったので、今年から以前の長さに戻るだけだ。2006年に10日間になったのは、ヤンゴンからネピドーへの首都移の影響があるという。職場がヤンゴンからネピドーに移った公務員の反発への対策という意味があったらしい。

ただ、今回の措置への国民の反発を恐れたのか、水かけ祭りで5日間休みが短くなった代わりに、他の休みを5日間増やすという発表も同時にあった。10月のダディンジュで1日が3日間へ、11月のダザウモンで1日が2日間へ、12月末に新年ということで2日間の新規の休みが設定された。

祝日名旧日程新日程増減日数
ミャンマー正月(ダジャン) 4月12〜21日 4月13〜17日 -5
ダディンジュ満月 10月5日 10月4, 5, 6日 +2
ダザウンモウン満月 11月3日 11月2, 3日 +1
インターナショナルの新年 なし 12月30, 31日 +2


今回は4月のダジャンを控えて1ヶ月前という時期になって突然発表された。事前の情報公開なしに突然新しい法律が告知されるというは、以前の軍事政権時代におなじみだったが、NLD政権になって民主化されてもあまり変わらないようだ。

ところで、今回のニュースは朝日新聞のFacebookページに詳しく書かれている。
https://www.facebook.com/asahiasiapacific/posts/245287995874949

オリジナルの政府発表は、Myanmar President Office というFacebookページで見ることができる。
https://www.facebook.com/myanmarpresidentoffice.gov.mm/posts/1255306674517066
https://www.facebook.com/myanmarpresidentoffice.gov.mm/posts/1255324034515330

ここを見ると、既に6013件ものコメントがついてる。新しいコメントを20〜30件見ても、批判的なコメントばかりだ。最新のものをひとつ翻訳してもらった。

私の娘は銀行員です。ダジャンの休みに旅行に行く予定で、チケットなど全部準備してお金も払いました。娘は一昨日の夜ものすごく泣きながら言いました。ダジャンの休みを変えるなら、直前になって変えるのではなく、来年変えるべきだと。今回の政府の突然の発表によって娘のように被害を受ける人がたくさんいます。

 

ヤンゴン郊外モービーでの植林ツアー2017
ダウェイに行ってきました
 

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2024年11月21日(木)

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