蚊にはOdomos(オドモス)

蚊にはOdomos(オドモス)

ミャンマーではどこに行っても蚊に悩まされる。ついさっきも、蚊に刺されてしまった。手で叩き潰そうとするとすぐ逃げるけど、またすぐに人をからかうようにやってくる。ミャンマーの蚊は日本よりも賢いようだ。そこで役に立つのがOdomos、インド製の蚊除けクリームだ。

ミャンマーでは人が少ない山間部だとマラリアに注意しなければいけないし、ヤンゴンなどの都会だとデング熱が多い。マラリアはもちろん恐い病気だが、デング熱も重症化すると死亡率がかなり高くなり危険だ。日本人の親しい友人が二人デング熱に、マラリアにも親しい二人の友人がかかっている。ミャンマーではマラリアもデング熱もごく一般的な病気だ。

夜寝るときは蚊帳が一番だが、蚊帳の外だとこのOdomosが活躍する。足や腕や首筋など、肌が露出しているところに塗る。2〜3時間は効果がある。日本のスプレー式の蚊除けもいいが、ミャンマーだとあまり効かない。すぐに蚊が寄ってくるようになる。Odomosは効き目があるが、副作用が多少あるという人もいる。毎日大量に塗るのは避けたほうがいいかもしれない。

ミャンマーの軍でもこの薬を使っているという噂を聞いたので、確認してみたが、違っていた。軍の中ではレーピードーというミャンマー製の蚊除けを配給しているという。この薬一度使ってみたいが、一般の薬局には置いてないらしい。

Odomosはどこの薬屋にも置いている。写真にあるのは、近くの薬屋で買った小さなタイプのもので、700チャット(約60円)だった。長距離バスターミナルにある売店などでも売っている。

ところで以前、Odomosを塗って寝入ってしまったことがある。起きたら耳がかゆい。耳たぶを刺されていた。Odomosは顔には塗ってなかったので、耳なし芳一になってしまったようだ。かといって、顔にはあまり塗りたくないし、悩ましいところだ。

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2024年12月05日(木)

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