モバイルデータ通信、3社同じような料金に（2017年11月）

携帯電話のSIMカードによるモバイルデータ通信料金を前回まとめたのが8月。その後にMPTのインターネットパッケージの料金が引き下げられたので、再度まとめてみた。なお、Telenor と Ooredoo のインターネットパッケージのサービス内容も料金も前回と全く同じだ。

インターネットパッケージ

ミャンマーの携帯電話によるインターネット、1MBあたりMPTが6Ks、Telenorが8Ks、Ooredooが5Ksという料金だ。少々高いが、インターネットパッケージというのを使うとかなり安くなる。このインターネットパッケージは一般的には30日単位になっている。

今まで、3社のうちMPTのみ30日間の有効期限が切れるとデータ量が残っていても切り捨てられていた。しかし、今回からTelenorやOoredooのように余ったデータ量を翌月へ繰り越しができるようになった。また、MPTは料金も値下げし、3社ともほぼ同等の料金になった。

おすすめは?

MPTが他2社に追随した形となったインターネットパッケージ。結局、料金も翌月にデータ繰り越しに関しても3社とも同じようなサービスになった。これだと、自分がよく使う場所の接続状況だけで決めればいい。旅行者の場合だと、ミャンマーのNTTとも言えるMPTが無難だろう。

3社三つ巴の今の状況、料金もほぼ同じになったのでしばらくこの状況が続くのだろうか。ただ、来年2018年にはベトナムのViettelとミャンマー軍系列のMECTelの合弁によるMyTelという新しい携帯キャリアの会社がサービスを始まる。競争が激しくなりそうだ。

（写真・文：後藤 修身）