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ミャンマー米は世界一おいしい? 〜ポーサンムエを湯取り法で炊いてみた

ミャンマー米は世界一おいしい? 〜ポーサンムエを湯取り法で炊いてみた

スーパーにシャン米を買いに行った。シャン州の高原で生産されるシャン米はインディカ種で見た目も日本米と違って細長いが、味や食感は日本米に非常に近い。2Kgで3300Ks(約280円)ほど。ミャンマーでは一番価格が高い米のひとつだが、一般のミャンマー人にはあまり人気がない。ミャンマー人には粘り気が強すぎるからだ。他の米は2Kgで1500Ks(約130円)〜2500Ks(約210円)くらいが多い。

その日、米売り場の棚でシャン米に近い値段で売っている米に気がついた。2Kgで3200Ks(約270円)だ。その米の品種はポーサンムエと呼ばれ、ミャンマーでは一番人気の銘柄米だ。しかし、普通のポーサンムエは高くても2500Ks(約210円)程度。この米は非常に高い。真空パックされた袋をよく見ると、「World Best Rice 2011 Award」と印刷されている。TRT World Rice Conference という場で取った賞らしい。面白そうなので買ってみた。

ポーサンムエを買ったのは初めてではない。ポーサンムエはミャンマーのコシヒカリと言える人気の米だが、ミャンマー人が絶賛するほどうまい米とは私は思ってなかった。そういや、ポーサンムエの炊き方の記事を以前エンヤンに書いていた。この記事では日本から持ってきた電気炊飯器でポーサンムエを炊いたが、「湯取り法」での炊飯も前から試してみたかった。湯取り法とは、大量のお湯で米を茹でた後、茹で汁を捨ててしまう方法だ。ミャンマーでもタイでも元々この方法で米を炊いていた。

ということで、World Best Rice 2011 のこの米をミャンマー本来の米の炊き方、湯取り法で炊いてみることにした。その前に、この TRT World Rice Conference というのをネットで調べてみた。
Latest Blow For Thailand: No Longer World’s Tastiest Rice

本当に2011年にホーチミンで行われたライスコンテストでミャンマーの米がナンバーワンに選ばれたと、The Wall Street Journal の記事にでていた(現在、全文は見れない)。 TRT World Rice Conference なるものは モンドセレクションみたいなものかもと思っていたが、実はかなり信用できるようだ。

そうそう、湯取り法での炊飯だった。まず、鍋にたっぷり水を入れて沸騰させる。そこにポーサンムエを2合ばかり入れてぐつぐつと茹でる。10分ほどたつと米がかなり膨らんできた。11分くらいでちょっと固いお粥状態になったので、ザルに上げた。茹で汁は捨てずに別の鍋に保管。とろとろの重湯だ。

ザルの中で湯切りをしたあと、鍋に戻して弱火で余分な水分をとばした。米が鍋に焦げ付いて上手く水分をとばせなかったがまあいいか。10分くらい蒸らして出来上がりだ。

初めて湯取り法で炊いたポーサンムエ、茶碗に半分くらい入れて一口・・・

うん? 何だこれは?
サラサラサラサラ・・・・
うまい! ご飯でこんな食感は初めてだ。サラサラの食感。

日本米は粘りがあってモチモチ。生まれてからずっとこの日本米を食べてきた私には、モチモチが美味しい米だと体に染み付いていた。ポーサンムエを電気炊飯器で炊いたときは、モチモチ感というよりパサパサ感が強かった。

でも、湯取り法で炊いたポーサンムエはモチモチでもパサパサでもなくサラサラだった。私にとっては新しいご飯の食感、サラサラ。これだといくらでも食べられる。

もう一つ残っていた。重湯だ。コップに入れて一口。
おお、これはお粥の味そのものだ。ご飯粒の入っていないお粥だ。塩をちょっと振ってゴクリ。うまい!

湯取り法だと米の栄養が茹で汁とともに捨てられてしまうと言われている。そのせいもあって、最近はミャンマーでも湯取り法は推奨されていない。でも、重湯をスープとして飲むと栄養も取れるし、何よりもおいしい。

サラサラのご飯と重湯スープで極上の米づくしの食卓となった。

続く: ミャンマー米は世界一おいしい? 〜驚きのポーサンムエ新米

ミャンマー米は世界一おいしい? 〜驚きのポーサンムエ新米
栗コーダーカルテット&フレンズがヤンゴンに帰ってきます!
 

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2017年10月23日(月)

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